うちのだんなさんは二年くらい日本に帰っていません。
時々日本病になって「日本の何々が食べたい」とブツブツ言い出します。そんな時彼は何を食べても「日本のはもっとこうだ」とか文句ばっかり言います。
私がもっと料理が上手で日本料理のプロだったらいいのですが、そんなことは欠片もないので本当に困ったことです。
いや、だんなさんはもっと困っているでしょうけど。。。
「日本の何が食べたいの?私が作れそうなものだったら、作るよ!インターネットで検索して!」
トンカツ?そうですか!パン粉がないのでマントウを細かくちぎってパン粉の代わりにするのはどうですか?
コロッケ?これもパン粉の問題ですね!
メンチカツ?どうしたんですか、だんなさん。パン粉が食べたいんですか!何度も言うけどマントウを細かくちぎって、、、
いろいろ提案するのですが、だんなさんは乗り気じゃありません。マントウをちぎるところに不満があるのでしょうか?
「じゃあ、日本料理でも食べに行く?」
石家荘に日本料理の店があるのかどうかよく分かりませんが、探せばありそうです。
「いや、いい。中国の日本料理の店って絶対に中国味の日本料理だから」
確かにそうかもしれません。日本の中華料理屋だってほとんどが日本味の中華料理ですから。
「じゃあ、吉野家に行く?」
あそこはチェーン店ですから、味に差が少ないはずです。
「あ、そうしよう!」
だんなさんがちょっと元気になりました。
バスに乗って駅まで行き、デパートの1階にある吉野家に入りました。