近づいてみるとなんと、ピーナッツです。落花生がひっかかっています!
「ピーナッツだ!だんなさん、ピーナッツをとったの!」
釣り針に長靴が引っかかっている人はよく漫画なんかで見かけますが、投網にピーナッツが引っかかっている人の漫画は見たことがありません。
こりゃ、おもしろい。
私は小枝でピーナッツをつついて中をあけてみました。するとピーナッツが2つ入っています。
「中身、入ってるよ!しかも真っ白だ!えいえい、なんだこりゃ、溶けてる!気持ち悪い!ピーナッツ溶けてる!」
一人ではしゃいでいるとだんなさんが網を持ちながら「それ腐ってるんでしょう」と言いました。
そうか、腐っているのか。
またしばらくだんなさんの漁を見ていると、だんなさんが「あっ」と声を上げました。どうやら水の中で網が何かに引っかかってしまったようです。あんまり強く引っ張って網が破れたら大変です。
だんなさんは網につなげた紐を持って、少しずつ場所を移動。角度を変えて引くと、網は動くみたいです。
「重い!」
もしかして、大漁?そんなわけないか。さっぱり期待しないタマコ。
だんなさんがずるずるひっぱると、網には大きな石がかかっていました。どうりで重いわけだ。
なんでそんなに大きい石がかかってしまったんでしょう。
ただいまの記録、私の親指くらいの魚1、もっと小さいの3、ピーナッツ1、漬け物石1。なかなか大漁です。
「あと10回投げたら帰る」
あまりにも何も獲れないから、だんなさんがしょんぼりして言いました。