自転車を押していくと、自転車屋さんがすぐに気づきました。
「これいい自転車だね、いくらだったの?」
自転車屋のおじさんに聞かれました。
「わかんない。学校が支給してくれたから」
答えると、おじさんはへーと感心した様子。
「これ500元か600元(約7500円-9000円)はするいい自転車だよ。学校もすごいね、支給するにしたってこんなにいい自転車を支給する必要はないだろう?」
まあ、確かにそうです。でもその辺の事情はよく分かりません。学校は時々妙に太っ腹なんです。
「パンクしたんだな!」
自転車屋さんはくるっと自転車をひっくりかえしました。サドルの下に木の板を敷いて、自転車はハンドルで車体を支えておりこうにひっくりかえっています。
おじさんがてきぱきと車輪を外して、タイヤをぺろっと剥くと中からチューブが出てきました。
タイヤの中に直接空気が入っているんではなくて、タイヤの中にチューブが入っているのか!
初めて見ました。